ヒゲ脱毛がしたい!
だけど選択肢が多いし、価格は高い!
そんな時に発見した、家庭用脱毛器で唯一のレーザー脱毛器『トリア』。
レビューを見ると、やはり強力らしく、かなり痛いけど効くとのことでした。本記事では、トリア4Xを実際に使ってみた感想と効果について説明していきます。
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【結論】トリアはヒゲ脱毛には効果無し
さっそくですが結論です。トリアはヒゲ脱毛には効果がありません。ただただ痛い思いと時間をかけても、上の画像の変化しかありませんでした。
上の画像の変化…そうです、”実感できる脱毛効果”はありませんでした。
勘違いしないでほしいのが、ヒゲ脱毛”には”効果がない、という点です。いろいろなサイトに書かれている通り、ヒゲは脱毛対象の中でもかなり頑固な方です。
専門的な脱毛クリニックでさえ、1年以上の時間がかかります。それよりもパワーの弱い家庭用脱毛器での処理では、それ以上の時間がかかってしまうことは容易に想像ができますよね。
つまり、ヒゲ以外に対しては脱毛効果が実感できることもあるということです。実際に、僕はヒゲ全体と並行して胸毛と腹毛にも照射していました。
胸毛には目に見える効果はありませんでしたが、腹毛の方はしっかりと効果がありました。
上の写真のように、一部の毛が生えていない様子が確認できます。写真の状態で何の手入れもしていないため、脱毛効果があったのかと思っています。
一方で、全体的に照射していたのにも関わらず、なぜかこの箇所だけ効果が出ています。これはトリアの照射面の小ささが影響していると思われます。
ちなみに、脱毛をするためには毎回毛を剃らなければならず、そのせいで脱毛しきれなかった毛が太くなったり変に長くなりました。
脱毛完了しないとそういうことにもなる、ということを覚えておいてください。
家庭用脱毛器(トリア)をオススメしない理由3選
ここからは、より具体的にトリアをなぜオススメしないのか説明します。理由は大きく分けて下記の3つです。
・照射範囲が狭すぎて照射漏れが起こる
・痛すぎて正しい照射が難しい
・効果が出ないため続けられない
それぞれ詳しく説明します。
照射範囲が狭すぎて照射漏れが起こる
腹毛には、さきほどの画像のように効いたところと効かなかったところがありました。
正直、これが”トリアでのヒゲ脱毛をおすすめしない1番の理由”です。
トリアの照射範囲はたったの1cm²。押し当てるふちのところが2周りほど大きいため、差が出てしまったのは照射漏れが原因です。
これがヒゲ脱毛にも起きてしまい、半年1年経ってから照射漏れに気づくとなると…。どれくらいの時間が無駄にかかってしまうか、容易に想像ができると思います。
脱毛クリニックは看護師さんというプロにやってもらえるため、照射漏れなどは起こりません。
もちろん脱毛クリニックよりも半額以下でできますが、脱毛効果よりもそういった技術差が出てしまうということも、見逃されがちですが結構致命的です。それも覚えておいてください。
痛すぎて正しい照射が難しい
繰り返しになりますが、トリアはレーザー脱毛器のため他の家庭用脱毛器の比にならない痛みがあります。それすなわち”効いている”ということになりますが、それゆえに正しい照射が難しいです。
トリアには照射ボタンなどが無いため、照射部を肌に押し付けることでセンサーが反応し、照射するという流れです。
実際には結構肌に
また、実際には耐えれるギリギリくらいのレベルでやることが求められますが、自分で照射する以上限界があります。レベル5などの高いレベルでやった方が効果があるのは分かっていますが、痛すぎて続けられないという矛盾が発生します。
少し話が飛びますが、脱毛クリニックでの照射の痛みは自分で行うことが不可能なレベルです。とてもじゃないですが、正しく照射することは難しいでしょう。
そういったことを考えると、レベル5じゃないと意味が無いが正しく照射することも継続することも難しいという、これも悪循環になってしまうというわけです。
効果が出ないため続けられない
正直、最終的にトリアでの施術を諦めて、脱毛クリニックに頼ったきっかけはモチベーションでした。(一度ケノンを経由しましたが)
痛さに耐えかねてレベル5でやらなかった僕自身の落ち度でもありますが、正直半年間の照射で変化を感じることはできませんでした。
とはいえ、レベル3でも針で突き刺すような痛みで、冬場でも痛さで汗をびっしょりとかいてしまうレベルです。
そんな痛みにも耐えながら半年間継続し、効果が得られない。これ以上の悲しみはありません。
僕自身も「なるべくお金をかけずにヒゲ脱毛してやる!」という想いからトリアに挑戦しましたが、失敗に終わってしまいました。
脱毛クリニックでのヒゲ脱毛はトリアよりもコストはかかりますが、コスパは最強です。それだけは伝えておきます。
トリアでのヒゲ脱毛の詳細
ここで、僕自身のトリアでの脱毛実績を簡単にまとめます。
脱毛期間 :約半年間
照射回数 :2週間ごとに1回、合計約13回の照射
照射箇所 :顔全体、胸毛、腹毛
一回の照射数:120~150回
照射レベル :レベル3(ヒゲ)・レベル5(胸毛・腹毛)
照射方法 :保冷剤で冷やして照射
正直、僕のヒゲの濃さでもレベル5ではとても継続できるレベルの痛みじゃありませんでした。レベル3でも保冷材で冷やしたうえで、針3本束ねて突き刺されるくらいの痛みはありました。
麻酔クリームなども試しましたが、正直そこまで大きな変化はありませんでした。使用後の機材の手入れや肌へのケアを考えた結果、使わなくなりました。
さきほど技術差の話もしましたが、鏡を見ながらやったとしても正確に照射し続けるのは難しいです。漏れなくやるためには照射直後の肌のすぐ横に照射する必要があり、少しでも重なってしまうとそれも激痛でした。
その結果少し間隔を広く照射するようになり、ヒゲ脱毛に効果が得られない。というセルフ脱毛がゆえの悪循環が生まれていました。
使用機器『トリア・パーソナルレーザー脱毛器 4X』
トリアを検討している方はご存知だと思いますが、トリアには
- トリア 4X
- トリア プレシジョン
の2種類があります。
細かい説明は割愛しますが、トリア 4Xの方が強い・重い・高いため、ざっくり分けると「トリア 4X=男性用」「トリア プレシジョン=女性用」というイメージです。
もし男性の方でヒゲ脱毛以外の箇所にトリアを使おうとしているのであれば、『トリア 4X』を買いましょう。そして痛さに耐えてなるべく高いレベルで照射するように心がけましょう。
トリアの価格と安い購入方法
ここまで説明しても、「自分にはトリアでも効果が出るかもしれない!」という薄い希望を持っている人のために一応情報提供します。
トリアを公式サイトで買うと保証が2年ついて49,800円、約5万円です。脱毛クリニックが10万円以上することを考えると安く感じますが、冷静になるとそこまで安いわけではありません。
そして、自分に合わないと思って売りに出そうと思っても、使用期間が短かくても良くて35,000円でしか売れません。
手数料や送料を考えると、20,000円ほどの出費にはなってしまいます。
ここまで言えばなんとなく分かると思いますが、安く買う方法は”メルカリなどのフリマサイトで買う”です。
実際に僕もこの方法で購入し、22,500円で買って22,000円で売りました。手数料などを差し引いても自己負担は3,000円以下でした。
しかし、冒頭にも触れたように中古品を買うと保証が付きません。
トリア公式「保障について」:https://www.triabeauty.co.jp/warranty
僕は自分が思っていた効果は無いと判断して何かトラブルが起こる前に売り切ることができましたが、仮に故障してしまうと20,000円が無くなります。
一方で、さきほど説明した通り”新品購入→中古で売る”という工程を経たとして損失は20,000円です。ここまで説明しておいてなんですが、すべて自己責任です。
中古品が嫌だという人もいるでしょう。
何にせよ、もし試したい場合は自分が納得できる方法で購入してみてください。
まとめ
”トリアはヒゲ脱毛には効かない”ということから僕自身の使用経験までまとめていきました。
ここまで見ていただいても試したいという方は止めません。実際に、僕自身も家庭用脱毛器2つ(トリア・ケノン)を経験したからこそ脱毛クリニックの良さを倍実感できたとも思っています。
一方で、「1年間を無駄にしてしまったな」という想いもあります。みなさんが本記事を読んでどう思うかは自由ですが、納得できるお金と時間の使い方の参考にしてください。
質問があったら遠慮なくコメントに残していってください。